修論 2h+2h+2h
共同研究 1.5h
散髪 1.5h
今日は主に修論を進めた。自分が扱いたい対象の全体像が見えてきて、分析の枠組みの基本が生まれつつある。これまで停滞していた時期に比べれば、かなり劇的な進捗が生まれているように思う。
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中公新書の『ミュージカルの歴史 なぜ突然歌いだすのか』を先日読んだ。場所は電車の中で、約50分でパパっと読み切った。
読後感としては、かなり満足度が高い。まず、オペラやミュージカルの全体像をざっくり掴める内容に仕上がっている。また、自分が見たことのあるワーグナーや2.5次元舞台といった個別事例の位置づけも明快に示されており、ミュージカル経験に乏しい自分にも理解しやすい内容であった。
個人的に印象深かったのは、第3章における、シートミュージックやレコードといったメディアの中でポピュラー音楽の形式が変化していったという部分。昨今も、サブスクやYouTubeの流行の中でイントロがない曲が流行っているけど、それと類似の減少は100年前から起こっているのだなあと唸らされた。他にもいくつか類似の例があると思うが、その手の減少をまとめた論考を読んでみたいものだ。
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電車の中で集中して新書を読んでいるときが一番楽しい。やっぱり、新書は電車で読むもの。