一握

詳しくはまた後日書きたいが、いま自分は所属する専攻の講義だけでなくて、公共政策大学院の講義を多く受けている。なぜ他学科の講義を受けているかと言うと、東大大学院のSTIGという副専攻(的な)プログラムにチャレンジしているからだ。

今日もその講義の一つを受けた。前回までは座学だったが、今回はグループワークだった。その講義では、全13回の講義を通じて同じグループで4回ディスカッションをして、途中の中間発表を挟んで、最後に全体発表を行うことになる。

それで、自分が留学生4人とチームを組むことになって、今日はとても大変だった。ざわざわした環境(かなり苦手なのだ)ということもあったが、それ以上に自分の専門外である「科学技術」がテーマであることもあって、他の人が話している英語が正確に聞き取れない部分も少なくなかった。その中でも頑張って話に付いていって、積極的に発言を試みた。

幸い、班員も優しい人たちばかりだった。自分が留学生たちと比べて英語が得意ではないことを察して、自分の話をゆっくり聞いてくれたり、英語がうまいと褒めてくれたりした。

正直、今日はダメダメだった。でも当然ながら、来週になったら緊張が解けていきなり上手く行くわけもない。しばらくはずっと自分のできなさを受け入れながらも、練習だと思って頑張っていくしかない。

 

なぜ留学生と同じ班になったか? グループ決めのフォームの中の“日本語でやりたいか英語でやりたいか”という設問に対して、どちらでも大丈夫です、とノリで回答したからだ。自分の中には、英語のトレーニングにもなるし留学生と仲良くなるチャンスだし、と思うような心情があったのだ。そんなちょっとした好奇心から、完全に割り切るわけでもなく“どちらでも”という回答になり、結果的には英語を使うグループに組み込まれた。

★★★

今日は、それ以外にも二つ大きな出来事があった。一つは、研究室の講師への自主的な研究相談。もう一つは、同人誌制作のインタビュー企画の実施だ。

どっちも、楽しかったし勉強になったけど、自分のダメさにはとことん打ちのめされた。実は今それで身体がボロボロになったような疲れを覚えている。

でも今日あった三つの出来事は、どれも自分自身が進んで行った選択の結果として実現したものだ。今回の場合は、結果につながる選択は、間違いなくより良い明日を望む自分の心が行った選択であった。

失敗するかもしれない、それでしんどい思いをするかもしれない。でも、その恐怖を背負いながらより良い明日を目指して何かを選択していく。そうやって「勇気」を出して何かを行うことがきっと明日をいい方向に変えていくんだ、っていうことは素朴(ピュア)に信じていたいな。最近ははそう思うことが多い。

★★★

ベタな話でした。

ともかく、英語については、バタバタしていて進んでなかった英会話(体験授業から)をやりたいな。あとは研究室内の留学生ともっと色々話したい。もちろん普段=一人でいるときから英語を触るようにもしないといけない。

講義で一緒になった人たちとは一回ご飯とか一緒に行けたらいいな。みんないい人そうだったしシンプルに友達になりたい。